こんにちは。トニー(@tsumasyoku)です。
大学や高校を卒業した後、会社に所属して仕事をする方が多いと思います。
その際に、どうしても直面するのが、会社の方との関わり、特に上司との関わりです。
同僚との仲の良さももちろん大切ですが、上司とどのようにして仲良くなるか、それを知っているだけで、円滑に仕事を進めることができます。
圧倒的な成長と結果を残したい!という方がいる一方で、ほどほどに仕事してほどほどにプライベートも楽しみたいという方も多いです。
そのためにも、会社での評価もそこそこであり続ける必要があります。特に直属の上司などからはそうありたいですよね。
それでは実際にどのようにすれば、上司の期待をほどよく越えることができ、ほどほどの成績を残し続けていけるのでしょうか?見ていきます。
<第一の鉄則>絶対に超えすぎてはいけない

「入社してすぐに結果を出したい」「圧倒的な結果を出して周りから認められたい」と考える方は多いです。
そんな方はこちらの記事を読むべきではありません。
また、圧倒的な結果を出し続けるのは本当に大変なので、最初は攻めすぎない方が良いです。
圧倒的な結果を出し続けると、当然ですが周りからの期待は上がり続けます。つどつどその期待を超え続けないといけなくなります。さらには、期待を超え続けるとそれが当たり前の環境になってしまい、自身の価値を感じてもらいにくくなります。
ですので、ほどほどに結果を出し、続けた方がコスパは良いのです。今の働き方としてもそのほうが良いです。
本職でそこそこの結果を出しつつ、副業するのも良いでしょう。
<合わせて読みたい>大前提として、みんながみんな働くのが好きなわけではありません。それと同じで、みんながみんな圧倒的な結果を出したい、成長したいと思っているわけでもありません。
それでも圧倒的な結果にこだわりたい!という方はこれ以上は読まないほうが良いです。
ほどほどに結果を出しつつ、給与を上げつつ、趣味や休日などのプライベートも大切にしたいという方はぜひ全てお読みください。
圧倒的な結果を出し続けると、最初は良いことがありますが、後々評価がされにくくなってしまったり、無理をし続けることによって、身体を壊してしまうこともあります。
ほどほどに結果を出しつつ、上司から評価される人材を目指しましょう。
<第二の鉄則>周りと比較しない

それでは実際にどのようにやるのでしょうか?
ほどほどに超えるためには、絶対に周りと比較してはいけません。
あくまでも他人は他人、自分は自分なのです。比較するのは周りの同僚ではなく、過去の自分です。先月や去年の自分と比べて、どれだけ数字を残せたかで考えるようにしましょう。
なぜ周りと比較してはいけないのでしょうか?
例えば、Aさんの予算は500万円で、今月は400万円を達成し、80%の結果を残しています。
一方で、あなたはの予算は300万円で、今月は300万円を達成し、100%の結果を残しています。
単純に比較するだけですと、Aさんの方があなたよりも100万円稼いでいます。しかし、達成率ではどうでしょうか?
あなたは100%達成。つまり目標を達成しているので評価をされるべきです。Aさんは目標を達成していません。
単純に数値だけで比較することで、前月の自分との比較よりも周りとの比較をしてしまいがちです。比較すべきは「達成率」であり、それ以外は気にしないようにすることが大切です。
もし上司に「君よりも〇〇の方が稼いでるよ」と言われたら、「達成率を見てください。言われた数字はきっちりやっています」と返しましょう。
それでも、文句を言われる場合は、その上の上司に抗議したり、転職したりしちゃいましょう。
<合わせて読みたい>本来、達成率というものは評価に直結するもので、どれだけ自身が成長しているのかということにフォーカスを置いているものになります。それを正当に評価しない会社がおかしいのです。
周りではなく、過去の自分と比較しましょう。
<第三の鉄則>期待をほどよく超えていく

仕事をしばらくしていると、自身の成長によって、目標達成がそれまでよりも簡単になったり、月の早めに達成したりすることがあります。
そのときに気をつけなければならないのが、早めに達成しすぎないことです。
早めに目標を達成しすぎると、その月の残りでさらに期待をされます。つまり、月の目標が上がってしまいます。
本来、その月に達成すべき数字が100だとしましょう。
その目標を10日などで達成してしまった場合、残り約20日で、200くらいまで期待されます。理論上は可能ではあるのですが、そんなにうまいこといきません。そもそも候補となるお客さんを探すところから始めなければならないですし、労力が圧倒的に違います。
ですので、もし「あ。今月達成しそうだな。けどまだ早いな。」と感じた場合、調整できるのであれば、調整しましょう。
目安として、20営業日あった場合、15日以降、残りの営業日数5日よりも少ないくらいのときに、達成するのがベストです。そして、残りの5日ほどで来月の準備をしましょう。
できれば、目標達成率も110%くらいを目指しましょう。
120%を超えてしまうと目標が勝手に上がってしまう可能性があります。すでに達成している場合や、120%を超えそうな場合は来月に回し、自身を楽にさせてあげましょう。
なんどもお伝えしますが、目標は達成しすぎない方が良いです。
期待値が上がり続け、そのうち、目標を達成している状態が当たり前になってしまい、たまに達成ができなかった暁には、なぜか評価が下がります。上司の期待をほどほどに超えるためにも、110%ほどを狙いましょう。
また、成果を残すことが比較的容易にできるようになってきたら、月末まで結果を出さないという手もあります。
上司に目標達成できるのかと思わせといて、すでに達成しているというものです。
密かに契約書を直前まで持っておくことや数字を報告しないなど、月末まで黙っていることで、上司の期待値を下げます。
そして、月末ギリギリに数字を出し、その低くなった期待値を超えていきます。
そうすると期待値が下がってくれている状態で、目標達成することができるので、期待値との差がより鮮明になり、評価がされやすくなります。
だたし、やりすぎた場合には期待を裏切られたと相手が感じてしまう可能性もあるので注意が必要です。
<第四の鉄則>上司とほどよく仲良くなる

ほどよく結果を残すためにも、上司とほどよく仲良くなることは必須です。
何も毎晩飲みに行く必要はありません。日頃のちょっとしたことでのコミュニケーションで大丈夫です。
例えば、ランチ休憩で一緒に行かなくても、「どこ行ったんですか?」と質問してみたり、週明けに「週末はどこか行かれました?」と聞いてみたり、そのような些細な質問で構いません。
単純接触効果というものがあり、人間は接触回数が増えれば増えるほど、相手に好意を抱きやすくなる生き物です。
ですので、些細なことでも回数を重ねると次第に仲良くなることができます。
その際に注意しておきたいのが、無理をしないことです。
無理をしすぎて、コミュニケーションを取りすぎると、逆に仕事に支障が出てしまったり、必要以上に上司と仲良くなってしまう可能性があります。
まずは自身の無理のないところから、ゆっくりと交流を図っていきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
上司の期待をほどよく超えることは、期待を超えまくることよりも難しいことです。
一方でほどよく生きていきたい人には必須のスキルでもあります。
ほどよく生きるために、ほどよく成果を残し、ほどよく仲良くなりましょう。