こんにちは。トニー(@tsumasyoku)です。
現在、東京大塚にてくつろぎの雑貨屋さんリコードというハンドメイドの雑貨屋さんをやっており、ちょうど2ヶ月ほど前からお店に住むことになり、床で寝る生活をしております。
>>詳しくはこちら ホームレスになりました。|かくたかづほ(トニー)
日々、寝袋とクッションを使い、床の上で寝ています。
ミニマリストと呼ばれる方々の中では当たり前なのか、流行っているのか定かではありませんが、ものを極力減らす方々なので、床で寝ているという人も多いようです。
彼らのように自らの意思で始めた床で寝る生活ではなく、健康に対して、あまり良い印象を抱いていませんでした。
正直やり始める前は「しんどいのかな。痛そうだな」と思っていたのですが、意外とそんなこともなく、むしろ様々な効果を得ることができました。
そこで今回は、床で2ヶ月寝てみた結果、ベッドで寝ている時と何が変わったのかをまとめていきます。
床で2ヶ月寝てみた結果まとめ

「床で寝る。」
なんて痛そうなんだろう。そう思っていました。
おそらくほとんどの方が布団やベッドの上で寝ているので、ふかふかな何かしらが床面との間にあります。
私も床で寝る前はベッドでこれまでの人生を過ごしており、敷布団で寝ることすらほとんどしたことがありませんでした。
敷布団ですらも、「なんだか嫌だな。ベッドで寝たいな」と思っているほどでした。
特にこれまでふかふかのベッドでぬくぬくすることが好きすぎて、学校に遅刻してしまいそうになることも体躯さんありました。
そんな私が床で寝てみた結果、どうなったのでしょうか?
結論、床で寝ることはメリットがいっぱいでした。
はじめて数日は身体が慣れていないため、寝づらかったり、身体に少し違和感があったりしました。
しかし、2、3日もすると身体もすぐに慣れ、むしろベッドで寝ていた時よりも快適に寝ることができました。
寝付きもよく、寝ている最中も良く、寝起きも良くなりました。
たまにベッドで寝ることがあるのですが、その際にこれまでとは逆に違和感を感じるようにまでなってしまいました。
床で寝ることがなんだか恋しくなります。
それでは、自分自身も床で寝る前に気になっていた腰と寝起きについて詳しくまとめていきます。
床で2ヶ月寝てみた結果-腰-

上記のように床で寝ることのメリットのひとつが、腰です。
一見、硬いところで寝ているので、痛そうに見える腰ですが、実は真逆です。
床に直接腰が当たるので、背筋が自然と伸びます。
さらに、重力も合間って、背筋を自然な状態にすることができます。
確かに床は硬く、痛いのですが、そのために寝返りがあります。
床で寝ると、ベッドで寝た時と比べて、寝返りが多くなりました。
その分運動をしているということになります。
また、やはりはじめて数日は少し腰に違和感があり、痛いとまではなりませんが、コリのようなものを感じていました。
1週間もすると、すぐに慣れ、むしろ寝起きで背筋が伸び、なんだか背が高くなったような感覚までしていました。
周りからも「あれ?背伸びた?」と聞かれることが自然と多くなり、なんだか得した気分になります。
一説によると、一流の整体師はベッドでは寝ずに、敷布団もしくは床で寝ているようです。
以前通っていた整体の先生は、床に直接寝ているとおっしゃっていました。
整体師も実は気になる床に寝るという方法です。
床で2ヶ月寝てみた結果-寝起き-

腰が痛くない、むしろまっすぐになるという結果になりました。
では寝起きはどうなのでしょうか?
結論から言ってしまうと、寝起きは良くなります。
理由は様々ありますが、そのうちのひとつに先ほどあげた「寝返り」があります。
寝返りをすることによって、睡眠中の運動量が増えます。
そのため知らず知らずのうちに身体が疲労し、睡眠が深くなります。
睡眠が深くなり、睡眠の質が上がるため、寝起きが良くなります。
あるいは、ちょうど良すぎる睡眠ができます。
通常ベッドで寝ていた場合、あまりにもベッドがふかふかで気持ちよすぎるため、なかなか起き上がることができません。
一方で、床で寝た場合はいかがでしょうか?
硬いです。硬いので、そこまで固執しなくなります。
床で寝ることによって、ぬくぬくすることができづらくなり、すっきりと起きることができます。
床で寝ることによって、寝起きが良くなります。
床で寝るデメリット

それでは一方で、床で寝ることのデメリットは一体どんなことなのでしょうか?
下記のようなことがあげられます。
- 最初の数日が痛い
- やってみるまでに抵抗がある
- すぐに寝ることができてしまう
- 起動までに時間がかかってしまう
ひとつずつ見ていきましょう。
最初の数日が痛い
なんども体験記として出てきていますが、最初の数日がつらいです。
腰に違和感を感じ、なかなか寝付くことができません。
ただ、ジムなどに行った日やお酒を飲んだ日など、比較的睡眠に入りやすい日から始めてみると、そのようなデメリットも解消されます。
最初の数日がつらいと言っても、どうしようもないほどではないです。
ここを耐えることができれば、世界が変わってきます。
やってみるまでに抵抗がある
一番大きいデメリットはこれかもしれません。
大体の家庭にはベッドが存在します。
わざわざベッドがあるのにも関わらず、床で寝るという選択肢は取れません。
そのため、やるまでに抵抗があります。
特にこれまでの人生でずっとベッドで寝ていた人はさらに大きな抵抗がありそうです。
いざ、床で寝てみようとしても、すぐ隣にはベッドがあるので、「床痛いし、今日はベッドで寝よ」となります。
その誘惑からしっかりと距離を取る必要があります。
場合によっては、ベットを捨ててから始めるのもありかもしれません。
相当な勇気が必要はありますが、最近は廃品回収も格安で、次の日に来てくれることも多いです。
廃品回収業者は早さと安さで選びましょう。
すぐに寝ることができてしまう
床で寝ることに慣れてしまった後に起こるのがこの問題です。
ベッドで寝ることもそうですが、起きた後でもすぐに二度寝をすることができます。
しかし、床で寝ると寝起きがよくなるため、二度寝をする可能性は低くなります。
起動するまでに時間がかかってしまう
ベッドで寝る場合は「寝る場所」が別に確保されているため、初動が早くなります。
一方で、床で寝る場合や敷布団で寝る場合には、それを片付ける時間があるため、少しめんどくさいです。
ですが、寝起きからやることがあるので、身体にとってはいい運動からスタートすることができます。
こちらは習慣化してしまえば、問題はなくなるので、朝起きた際のルーティンを作っておくとよいでしょう。
習慣化することは他の作業にも使うことができるので、床で寝ること以外にも使えます。
七つの習慣という本がおすすめです。
こちらのブログでは、その編集者の一人であるジェームス・スキナーの著書「史上最強のCEO」のレビューもしています。
>>【怪しい】郵便受けに投函されている「史上最強のCEO」レビュー
まとめ
いかがでしたでしょうか?
最近耳にすることが多いミニマリスト。
そんな彼らが実践している床で寝ること。
意図せずやってみたら、想像以上に効果がありました。
一般的なお部屋にはベッドがあるので、なかなか床で寝ようという意識にはならないとは思いますが、やるのであれば、思い切って、ベッドを捨ててしまって、やってみるのもありですね。
そうでなくても、一度1週間ほど、床で寝てみるのも良いですね。
その効果を実感できるかもしれません。