こんにちは。つまみ食い職人(@tsumasyoku)です。
「マジックをするとモテる」
あなたはそんなことを聞いたことありますでしょうか?
おそらく一度はあると思います。
つま職は大学時代4年間マジックに没頭しており、その業界にどっぷり浸かっていました。
しかし、実情として、マジックをしたからモテた!という方は、残念ながら、ほとんどいませんでした。
今回は「マジックをするとモテる」という通説についてまとめていきます。
マジックはモテるのか-元マジシャンが真実を伝えます-

結論から先にお伝えすると、マジックをしてもモテる人はほとんどいません。
ごく一部の人はマジックをするとモテるようになりますが、そのような人はどんなことをしてもモテることが多いです。
マジックのおかげでモテるようになったというよりも、その人のポテンシャルでモテるようになったということです。
もしくはマジックをできるようになったという自信からモテるようになったということがあげられます。
想像してみれば、わかりやすいと思いますが、中学校や高校のマジックサークルや手品部はどんなイメージがありますでしょうか?
だいたいの方がメガネでひょろ長な男子学生を思い浮かべるでしょう。
そのような方がモテますでしょうか?
世間一般からいうと難しいと思います。
マジックでも同じようなことが言えます。
モテたいという動機から始まり、マジックをする人はたいていあまりモテずに、マジックにのめり込んでしまい、一般世界俗世から離れていってしまいます。
モテないのは、マジックの種類のせい

マジックには大きく分けて、ステージマジックとクロースアップマジックがあります。
ステージマジックとはその名の通り、ステージの上でやるマジックのことで、よくあるものだとハトを出すマジックがあります。
一方でクロースアップマジックとは、クロース、つまり近くでやるマジックのことで、よくテレビなどでやっているトランプを使ったマジックのことになります。
つま職自信が主に大学時代にしていたのが、前者に当たるステージマジックで、まさにハトをやっていました。
そのため、クロースアップマジックはほとんどと言っていいくらい何もできずに、学んできませんでした。
だから、人前で「マジックやって!」と言われても、やることができないことがほとんどです。
「ちょっと待っててね。準備するから。。。」ということがよくあります。
一種の冗談ではありますが、これを言ってしまうともはや、「やらなくていいよ」となり、やるタイミングすら与えてもらえません。
もともとモテるために始めたマジックを人前でできなくなってしまう。そんなことになりかねません。
そうなってしまうと、モテるかどうかどころか、人前で簡単に披露できないという状況になります。
また、よくある出来事として、クロースアップマジックから始めたのに、もっと大きいことしたい!もっと目立ちたい!と思い、続けてたら、
ステージマジックにのめり込んでしまったということです。
ステージマジックの方が華やかで、大きく、たくさんの方に一度に見せることができるので、さらに満足感・達成感を得ることができます。
クロースアップマジックでは最大でも数十人くらいが対象になるのに対して、ステージマジックの場合、規模によっては数千人まで魅了することもできます。
しかし、ステージマジックにハマり、クロースアップマジックを完全に離れたりしてしまうと、人前でできることができなくなってしまい、モテる以前の話になってしまいます。
もちろん少し専門的な話になりますが、ステージマジックの中でも、人前、つまり近くでできるようなマジックもありますが、一般的な人が想定しているクロースアップマジックはトランプを使うというところに応えることができません。
また、長時間やったり、連続してやれるような技はほとんどないのが現状です。
そこで理想と現実が乖離してしまい、なかなかモテることができないということになってしまいます。
マジックしてもモテないのはしょうがない

マジックの業界は狭い上に奥が深いです。
同じように見える現象でも、実は違う技法を裏では使っていたということも、往往にしてあり、奥が深いのがマジックです。
さらには、ある程度のレベルまでいくとアイデア勝負のところもあり、アイデアを出すためには知識の深さや量が物を言います。
また、さらに上手くなりたいという欲を持って進めていくと、一般ウケのしないわざばかりを身に付けることなり、その加減が難しくなります。
「もっと上手くなって、業界の人やプロの人に認められたい…!」という欲求から、難しくて一般ウケのしない技法に走ってしまい、結局マジックを一般の人に披露するときに、全く理解されずにモテないということはよくあります。
そうなってしまうと、もう後戻りはできません。
マジックを少しでもやっていた方はわかるかもしれませんが、一般的にウケる現象とプロにウケる現象は全く違います。
他の野球などのスポーツにも同じことが言えるかもしれませんが、マジックも同じです。
マニアックな技や方法こそ一般の人にはわかりません。
また、モテるためにマジックを始めようと思う人は当たり前ですが、もともとモテないという事実がその人には存在しています。
そのモテないという事実を変えるために始めるのですが、内面を変えることができないと、いつまで経ってもモテることはできません。
つまり、モテるためのきっかけにマジックはなり得ますが、モテるためのそのものの手段にはなかなかならないということです。
モテるための要因として、かのホリエモンの著書「捨て本」でもありますが、要は、自分の気持ちの持ち方次第なのです。
自分はモテるんだ!と思うためにマジックをするのは良いことですが、マジックを使ってモテようとするというのは難しい話になります。
だからこそ、マジックに限らず、筋トレや脱毛もその一種になり、容姿を磨くことで、自分自身に自信を持つことができるようになり、自然とモテるようになっていきます。
モテるために何かを始めたいのであれば、他のものと比較してみてから、手を出してみた方がいいかもしれません。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
マジックでモテるのは難しいかもしれませんが、マジックができるようになったことで自信を持つことができ、人と話せるようになり、モテることはあります。
ですので、マジックを学ぶことは決して悪いことではなく、むしろ一芸を身に付けることもでき、新しい世界も広がったりするので、おすすめです。
ただ、もしマジックを始める同期がモテるためというのであれば、筋トレや脱毛、英語などと比較検討などして、もう少し考えてから始めてもいいかもしれません。