こんにちは。トニー(@tsumasyoku)です。
留学先として根強いアメリカやイギリスなどの欧米。
留学先の候補としては真っ先に上がりますよね。
確かに本場の英語をしっかり学ぶことができ、現地の雰囲気を楽しむことができます。
一方で、圧倒的な値段の高さがあります。
例えばイギリスの場合だと、1ヶ月で50万円〜70万円ほどかかると言われています。
自分で貯めたお金でも、ご両親から出していただくお金でもとんでもない額ですよね。
大学の授業料が文系の場合、おおよそ100万円と言われています。
ですので、その授業料を2ヶ月で全て使い果たしまう金額です。
「イギリス・アメリカ高いな…。でもしっかり英語学びたい…。」という方におすすめなのが、格安留学と呼ばれる留学です。
東南アジアを中心とする英語が公用語もしくは、ネイティブレベルの国や地域に行き、格安でしっかり英語を話せるようになろうという留学です。
そこで今回は格安留学先としてあげられるフィジー、フィリピン、インドネシアを本気で英語を学ぶという観点から徹底比較します。
格安留学先フィジー・フィリピン・インドネシアの徹底比較
格安留学先として、よく上がる3ヶ国ですが、実際には何が良いのでしょうか?
それぞれの国の特徴をまずはご紹介します。
フィジー

オーストラリアとニュージーランドの隣になる小さな島国で、大きさは四国ほど。
公用語はイギリス英語、フィジーには大きくインド系とフィジー系の方々が住んでいます。
人口は半分ずつくらいで少しインド系が少ない印象。
かつてイギリス連邦だったときにフィジーの原住民にサトウキビを作らせようとしたところ、あまりにも働かないからインド人を連れてきたそうです。
今でもその子孫の方々がフィジーに住んでいるため、インド系の方がいます。
インド系、フィジー系の方々はそれぞれ、ヒンドゥー語、フィジー語を話しているため、その架け橋となるのが、英語となります。
公用語だけあって国民の90%以上は話すことができ、日常的に使っています。
近年ではデナラウなどの観光地化が進み、オーストラリアやニュージーランドからの観光客も増えています。
フィリピン

3ヶ国の中では日本から一番近い英語圏の国。
正確にいうと英語が公用語ではありますが、ほとんどの日常会話はタガログ語で行なっています。
フィジーと同じく、フィリピンはさらに多民族国家なため、その架け橋として英語を公用語として採用しています。
タガログ語を話す人がほとんどなので、街で聞くことのできる言葉はタガログ語が多くなります。
そのため、街で聞くチャンスがあるかというとイマイチです。
一方で、昔から日本にきているフィリピン人が多く、親しみやすいのも事実です。
しかし、首都マニアなどは世界でも有数の危険な街とされていたり、治安は少し問題があります。
留学先として有名なセブは観光地としても有名であり、隣国のオーストラリアやニュージーランドからも観光客が押し寄せます。
インドネシア

人口3億人の島国です。
首都ジャカルタをはじめ、優秀な人材が多く、アジアの中でも急成長を遂げている国です。
英語は公用語ではありませんが、英語を話せる人材が多く、英語を話せるだけで、給与が5倍〜10倍も変わることもあり、英語学習に関しては熱心です。
特にインドネシア政府が作ったパレという街には、インドネシア中から英語を学びたい学生が押し寄せており、ひとつの街ができています。
中には日本語の学べる学校などもあり、様々な学生が集まっています。
日本人にとってインドネシアの有名な留学先といえば、バリになりますが、観光地ということもあり、多くの日本人がすでにいるため、真面目に真剣に学ぶには適していないです。
次に各国の格安留学事情を見ていきます。
フィジー

フィジーは格安留学として最近ブームになりつつある国です。
最近ではバカンス中心の韓国企業が作った学校なども増えています。
そんな国で一番の実績があるのが、フリーバード です。
フィジー留学の立役者であり、もっとも実績のある学校です。
フィジーの良さは国民性と公用語が英語というところです。
人懐っこく、街を歩いていると様々な方から話しかけられます。
そのため、自分から話しかけなくても、自然と日常的に英語を使う機会が豊富にあります。
また、公用語が英語で国民のほとんどが話せるため、日常的に英語で会話をすることができます。
もともとイギリス領のため、ネイティブに遜色ない英語を話します。
3ヶ国の中では、もっとも英語らしい英語を学ぶことができる国です。
フィリピン

格安留学の先駆けとなったフィリピン。
これまでは集団で学び、バカンスも一緒に楽しむといったような留学プランが多かったですが、近年、それではなかなか結果が出ずに評価につながらなかったのか、マンツーマンで徹底的に教える、場合によっては観光一切なし、というようなプランを
取り扱う英語学校も増えてきています。
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では、マンツーマンの授業を得意としており、朝から晩までみっちりと英語漬けの生活を送ることができます。
その代わり従来の格安留学の値段よりは少し高くなっており、1ヶ月でおおよそ40万円程度となっています。
イギリスやアメリカに留学すると考えると半額程度で行くことができます。
さらにマンツーマンのため、結果が早く出やすいというメリットもあります。
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インドネシア

インドネシアは日本と同じく、島国で、日本と違うのは多民族国家ということです。
その架け橋として英語が使われることがありますが、フィリピンやフィジーとは異なり、民族間でのやりとりがあまりありません。
また、フィリピンのように公用語が英語ではないので、国民のほとんどが話せるという訳でもありませんが、首都のジャカルタなどは急速に成長をしており、外資系の企業も増えているため、英語を話せるビジネスマンが多いです。
インドネシアでは英語を話せるのと話せないのとでは、給与が全く異なるので、国をあげて英語力強化に取り組んでいます。
それが英語村と呼ばれるパレという街です。
もともとはインドネシアのいち田舎の街で産業もなく、あまり特徴のない地域でした。
そこで、インドネシア政府がイングリッシュ・ビレッジを作り、その地域の特徴としたのです。
少し前までは英語しか話してはいけない地域がありました。
現在ではインドネシア中から10代〜30代までの方々が学びに来る街になっています。
授業も朝5時から始まり、夕方まで続くため、英語漬けの1日になります。
また、現在生徒のほとんどがインドネシア人のため、彼らと会話するためには、英語を話さなければなりません。
ですので、強制的に英語を話す機会がたくさんあり、早く上達することができます。
現在、現地のとパイプがあり、留学を行なっているのはNPO・NGO団体パレ英語村日本事務局のみとなっています。
パレに留学するなら今が一番良い時期なので、日本人の学生が増える前に、ご相談いただければと思います。
格安留学のメリット・デメリット

これまで各国の特徴を見てきました。
そもそも格安留学や欧米諸国への留学と違ってどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
格安留学のメリット
- やすい
- 手頃で学べる
- ワーキングホリデーなどに行きやすい
やすい
言うまでもありませんが、格安留学なので、安いです。
学校や国によっては欧米諸国の1/3ほどで行けることもあります。
その余ったお金でさらに良い教育を受けたり、2ヶ国目に行ったりすることができます。
手頃で学べる
「安い」と同意ではありますが、お手頃に学ぶことができます。
一昔前までは留学=高いものと言う印象が強かったのですが、格安留学が出てきてから英語を学びに留学すると言うハードルが一気に下がりました。
日本で学ぶよりは海外に出て学んだ方が、身につく速度も違いますし、本気度も変わってきます。
手頃で学べるからこそ目的と意識をしっかりと持って、英語に向き合うことが大切です。
ワーキングホリデーなどに行きやすい
ワーキングホリデーというビザを使い、英語圏をはじめとする国々で働くことのできる制度です。
ほとんどの場合が、現地へ直接行き、現地の学校に通います。
一方で格安留学を使うと、現地で学ぶ1ヶ月のお金で最大3ヶ月学ぶことができます。
そうすると、ワーホリに行く前の準備になったり、より英語力を身につけられ、現地でより良い仕事に就くことができたりします。
格安留学のデメリット
一方でデメリットもしっかりと理解しておきましょう。
- 学校によって質が異なる
- 環境に合わないと最悪
- バカンスし過ぎてしまう
学校によって質が異なる
東南アジアへの格安留学も様々な企業が進出をしており、日系企業をはじめ、最近では韓国企業も進出をしています。
値段が全てではなく、学校によって特徴を出すのに躍起になっています。
そこで、学校ごとに何を目的としているのかが異なっているケースも多く、学校選びは慎重に行う必要があります。
バカンスをするために行くのか、本気で英語を学ぶために行くのか、その目的をはっきりしないと人生の大切な時間とお金を使った決断が無駄になってしまいます。
環境に合わないと最悪
格安留学は東南アジア諸国に行くため、日本よりも環境が悪いことがほとんどです。
食べ物も違うし、電気ガス水道もまともにないということも往々にしてあり得ます。
比較的女性は適応する能力が高いらしく、現地でもピンピンしていることが多いのですが、男性の場合、必ずお腹を壊します。
現地の環境に合うかどうかは行ってみないとわかりませんが、経験者の方からしっかりと聞いておくことをおすすめします。
バカンスし過ぎてしまう
留学につきものなのが、遊び、息抜きです。
これをやり過ぎてしまうとせっかく「英語を学びにきた」という目的を果たさずに帰国することになるだけではなく、当初予定していたよりもお金を使い過ぎてしまうなんてことにもなりかねません。
特に留学地は、観光地でもあることがほとんどなので、当初の目的を失わないようにしましょう。
遊びもほどほどに本気で英語を身につけましょう。
結局どこが一番おすすめなのか?

本気で英語を学ぶ!となると、一番おすすめはフィジーのフリーバード です。
英語を学ぶ環境として一番大切なのが、「日常的に使えるかどうか」です。
フィジーは公用語が英語であり、国民の90%以上が英語を話せるので、学校が終わった後の買い物やレストランなどでも日常的に使うことができます。
英語を早く上達させるコツとして、会話の量ということもあげられます。
フィジーであれば、会話の量は間違いなく、保証されるので、早く確実に上達することができます。
また、特殊な経験を積みたいのであれば、インドネシアのパレがおすすめです。
本気で英語を学びながら、日本人が本当にいない地域で生活ができる、そんな場所はあまりないので、インドネシアの学生から囲まれて生活したい方はおすすめです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
格安英語留学が流行りだしてから、少し時間が経っていますが、現在では、バカンスもできるプランや本気で英語を学べるプランなど、様々な方を対象とした学校やカリキュラムがそろっています。
少し前では、格安留学では英語を学ぶことができないとされていましたが、カリキュラムがある程度整備された現在では、しっかりと学ぶことができます。
つま職は留学をした経験を活かして、時々イベントや留学相談にも乗っているので、少しでも興味のある方はご連絡いただけたら、お話をさせていただきます。
せっかくの留学なので、みなさんの留学が実りあるものになるように願っています。