こんにちは。トニー(@tsumasyoku)です。
ご存知の方も多いとは思いますが、1月の末までクラウドファンディングをやっていました。
それがこちらです。

『しるし図書館』というしるし本のみを蔵書している世界初の図書館を作るクラウドファンディングです。
しるし本とは『しるし書店』というキングコング西野さんが作ったWEB上のサービスで、リアルな場所はまだありません。
『新世界』という西野さんが書いた新書にも記載があります。
そこでしるし本にだれでも気軽に触れることのできる場所を作りたいということで始めました。
始めるまではクラウドファンディングに関してほとんど知識がなく、正直ノリと勢いで始めました。
(事実10時間ぶっ通しで考えて、そのまま開始しました笑)
そこで今回は特にこれからクラファンをやろうとしている方向けにどうしたらより集まるか、経験を基にまとめます。
クラファンは信用の換金装置なのか?

そもそもクラウドファンディングがどんなものなのか少し整理します。
その名の通りクラウド(=群衆)ファンディング(=資金を集める)なので、不特定多数の方々から資金を募ることを言います。
もともとアメリカで生まれたのもが日本へ輸入され、現在では10社あまりのクラウドファンディングを運営する会社があります。
そのなかでそれぞれ特徴があります。
③おすすめのプラットフォームでお話します。
またよく言われるのが、『信用の換金装置』だということです。
それを体現しているのが、『ホームレス小谷』さんです。
ホームレス小谷さんは過去に何度もクラウドファンディングを行い、達成をしています。
その理由が50円依頼による信用の獲得です。
ホームレス小谷さんは50円で1日を売ることを生業にしています。
ホームレスという肩書きにも関わらず、月一で海外に行き、様々なことをして幸せに暮らしています。
もちろん家はないので、人のうちに泊まり、生きています。
お金(50円)をもらって泊まりに行くほどです。
小谷さんはお金を貯める(=貯金)ではなく、信用を貯める(=貯信)をしています。
信用とは一定期間が経ったときにお金などに換金できるもので、それの装置と現在呼ばれているのが、
クラウドファンディングになります。
ホームレス小谷さんの場合は1日50円で草むしりをする。
そうすると、依頼主が申し訳ないなという気持ちになり、お昼ご飯をあげる。
それをたらふく食べたあとに、さらに草むしりをする。
依頼主はさらに申し訳なくなり、夜ご飯、さらには、泊まりまでさせてあげる。
後日、ホームレス小谷さんが困っているという話を聞くと『あのとき、50円で働いてもらったからな』といって惜しみなく、助けてあげる。
これが一連の流れです。
お金ではなく、信用を貯めているのです。
これこそ次世代の生き方です。
お金ではなく、信用をためる。
現代において、様々なことが無料になったり、格安になっていたりします。
その中で相対的にお金の価値が下がってきています。
そのため、信用の換金装置と呼ばれています。
一般的には信用がある人の方がお金が集まりやすく、達成することができると言われています。
実際の集め方

実際にどうすれば集まるのかについて下記に方法をまとめます。
その前にどうしたら支援まで至るのかについてまとめます。
クラウドファンディングに実際に支援をしてもらうまでには下記のような流れがあります。
見つける→知る→興味をもつ→リターンを見る→クレジットカードを登録する→支援
この流れを無視しては支援してもらえる人を増やすことはできません。
各施策、特に実行しているものがどこに当たるのかの検討は必ず必要になります。
支援金額に遠い場合やなかなかスケールしない場合にはどの部分が弱いのか確認をしましょう。
また、クラウドファンディングには大きくわけて2つの種類があります。
- All in方式
- All or Nothing方式
All in方式
集まった額に関係なく、全てを使うことができます。
達成するかしないかに関係なく、資金をつかうことができます。
商品やチケットなどの先行販売と相性が良いです。
All or Nothing方式
達成した場合にのみ、資金を受け取ることができます。
一般的にこちらの方が覚悟がある見えるため、支援をしてもらいやすくなると言われています。
それでは実際の施策をみていきます。
- SNSでの告知
- 個別で連絡をする
- 対面でお願いをする
- 想いを伝える場所を作る
各施策について、詳しくみていきます。
SNSでの告知
こちらはおそらくやると決めた方が初めにやる方法です。
TwitterやFacebook、Instagramでクラウドファンディングをやっていることを告知します。
最初の認知には必要な工程です。
この方法を『知る』と『興味を持つ』の段階に当てはまります。
この段階では信用がよっぽど貯まっている人でないと、まだまだ支援者を募ることは難しいです。
その投稿を見た大半の人が『ふ~ん。こんなのやってるのね。』くらいの感覚です。
個別で連絡をする
この方法が1番大切になります。
簡単にいうと一人一人にお願いをしていくということです。
FacebookなどのSNSでメッセージを送り、認知してもらい、興味を持ってもらいます。
そこから支援をしてもらうようにお願いをしていきます。この点が重要です。
上記1.SNSでの告知で『ふ~ん。』くらいに思っていた方々も個別でお願いをしていくことで、支援者となりえます。
対面でお願いをする
最終的な方法ではありますが、1番支援者となる確率は高いです。
自分が所属しているコミュニティやイベントなどに参加し、『いまこんなことやってるんですよ』とお願いをしていきます。
対面であるため、その場で反応がもらえます。
ですので、たとえ断られたとしても、クラファン本文の修正やリターンの追加に大いに役立てることができます。
感謝の気持ちは忘れずにしましょう。
上記2.と一緒に行うとより良いです。
余談にはなりますが、これを気に長年会っていない友だちと再開するのもありかもしれません。
新しい発想を得るチャンスでもあります。
想いを伝える場所を作る
メッセージでのお願いや直接のお願いでもなかなか難しいことがあります。
そんなときは講演会など自分の考えていることを話す場所を設けると良いです。
講演会などはなかなか開けるものではないで、SNSでのライブ配信などが効果的です。
- なんでこのクラファンをやろうと思ったか
- どういう想いでやっているのか
- 達成したあとどういうことをしたいのか
どうしてそう考えたかのもとになる体験(原体験)を基に語ると良いでしょう。
SHOWROOMやYoutubeなどの動画配信プラットフォームやFacebookやTwitterなどのSNSでの動画配信と相性が良いです。
おすすめのプラットフォーム

今回のクラウドファンディングでは吉本興業が行っているSHILKHATを利用しました。
現在、大手と言われるプラットフォームは下記の3つです。
・CAMPFIRE
言わずと知れた日本一のプラットフォーム
・Makuake
サイバーエージェントが扱うプラットフォーム
・Readyfor
プロジェクト達成率No.1のプラットフォーム
・SHILKHAT
吉本興業が行うプラットフォーム
それぞれ手数料の違いや特徴は下記の通りです。
・CAMPFIRE
手数料12%+振込手数料5%=17%
・Makuake
手数料15%+振込手数料5%=20%
・Readyfor
手数料12%+振込手数料5%=17%
・SHILKHAT
手数料15%+振込手数料5%=20%
なんのために資金を集めたいのかによって各プラットフォームを検討すると良いでしょう。
たとえば、SHILKHATであれば、西野亮廣エンタメ研究所の方々やえんとつ町のプペルが好きな方々から支援を頂きやすくなります。
ReadyforはAll or Nothing方式なので、達成しなかった場合にはお金は入りません。
その代わり全力でやることができます。
次やるとしたら

少し余談ですが、クラウドファンディングを経験したつま職が次に行うとしたら、絶対にCAMPFIREを選びます。
理由は下記の通りです。
- サポートが手厚い
- 知名度ナンバーワン
- 手数料が比較的安い
- 支援者を募りやすい
詳しくみていきます。
サポートが手厚い
やはり国内最大ということもあり、ノウハウが充実しています。
そのため、成功するためのセオリーもあり、サポートが手厚いためです。
知名度ナンバーワン
国内最大なので、圧倒的知名度を誇ります。
そのため、支援をお願いするときなど、サポーターの方々からは信用されやすくなります。
手数料が比較的安い
他のところに比べ、17%と少し安めです。
金額が大きければ大きいほどこの3%の差が響いてくるので、
プラットフォーム選びには慎重さが大切になります。
支援者を募りやすい
知名度も高く、ホームページを見られる機会も多いです。
ですので、クラウドファンディングの醍醐味である不特定多数の方々から支援を募ることができます。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
ひと口にクラウドファンディングと言ってもプラットフォームもたくさんあり、やり方も様々です。
1番大切なことはそれを叶えたいと想う気持ちです。
その気持ちさえ持っていれば、あとはどう伝えるかなので、どうしてそれを実現したいのか、実現した後には何があるのかをしっかりと言語化をして、行いましょう!