こんにちは。トニー(@tsumasyoku)です。
みなさんは『ホームレス小谷』をご存知でしょうか?

こちらの方です。
全身真っ赤で頭には特徴的な帽子。
そして恰幅の良い見た目。
この人、実は『ホームレス』なんです。
芸風とか相性とかではなく、ホンモノのホームレスです。
このホームレス小谷さんがなにものなのか見ていきます。
ホームレスの前は

ホームレス小谷さんの本名は小谷真理と言います。
もともとは芸人を目指し、芸人養成学校のNSCにはいりました。
その後なかなか目が出ずに30歳を迎えてしまいます。
そのとき運命的な出会いをします。
それがキングコングの西野さんです。
彼に惹かれ、お金も自信もなにもないなか上京。
そして、居候を始めます。
しかし、お金がないため、居候したその月で家賃を滞納。
1ヶ月目はなんとか許されましたが、2ヶ月目も滞納。
そして、追い出されました。
その時の西野さんによる『ホームレスやって配信したら?』という無茶ぶりにより今があります。
そこから『ホームレス小谷』としての生活が始まりました。
リアルなホームレス生活を配信していく中で、やむを得ない理由でホームレスになった人や信念を持ってやっている人などと対話をし、少しずつホームレスの良さのようなものに気づいていきます。
一方でときどきガチでホームレスに切れられます。
そんな中でも配信を続けます。
その後、また西野さんのひと言で人生が変わります。
『1日50円で売れば?』
小谷さんはこの言葉をきっかけに1日を50円で売り始めます。
思いもよらない依頼などをたくさん受ける中で、なんとお嫁さんをもらい、さらには10kg太ったりします。
全くお金はありませんが、信用だけはたまっていき、結婚式をクラウドファンディングで行うことに。
そこで信用がたまっていること(=貯信)が証明されます。
なんと東京にある花やしきでの結婚式の資金が集まったのです。
そこから残ったお金でフィリピンに行き、お祭りをしたり、さらにホームレスにも関わらず、裕福な生活をするというすっきょんとんな人生が続いていきます。
どんな生き方なのか?

現在は50円で1日を売ることを生業にしています。
ホームレスという肩書きにも関わらず、月一で海外に行き、様々なことをして幸せに暮らしています。
もちろん家はないので、人のうちに泊まり、生きています。
お金(50円)をもらって泊まりに行くほどです。
小谷さんはお金を貯める(=貯金)ではなく、信用を貯める(=貯信)をしています。
信用とは一定期間が経ったときにお金などに換金できるもので、それの装置と現在呼ばれているのが、クラウドファンディングになります。
これこそ次世代の生き方です。
お金ではなく、信用をためる。
現代において、様々なことが無料になったり、格安になっていたりします。
その中で相対的にお金の価値が下がってきています。
そんな今だからこそ、信用の貯金が注目を集めています。
信用の貯金はなかなかすぐできるものではありません。
ホームレス小谷さんの場合は1日50円で草むしりをする。
そうすると、依頼主が申し訳ないなという気持ちになり、お昼ご飯をあげる。
それをたらふく食べたあとに、さらに草むしりをする。
依頼主はさらに申し訳なくなり、夜ご飯、さらには、泊まりまでさせてあげる。
後日、ホームレス小谷さんが困っているという話を聞くと『あのとき、50円で働いてもらったからな』といって惜しみなく、助けてあげる。
これが一連の流れです。
こうして信用を築き、クラウドファンディングでも成功をしました。
こういった依頼を現在ではレターポットというWEB上で手紙を送るサービスを使って依頼を受けています。
著書『笑うホームレス』とは?

彼が出している著書があります。
それが『笑うホームレス』です。
彼の人生をまとめた本になります。
上記のことがより詳しく書いてあります。
売り歩きをしているので、本屋では売っていませんが、ホームレス小谷さんに直接会うと買うことができます。
なにをかくそうこの本は本人が書いたものではありません。
またもやキングコング西野さんが書いたものです。
本人はまだ読んだことないというウワサもあります。
まとめ

いかがでしたでしょうか?
なんとも不思議なホームレス小谷さん。
1度会ってみるとそのおもしろさに惹かれる(引かれる?)こと間違いなしです。
会う方法は
①50円で依頼をする
②Twitterをフォローして探しまくる
③小谷家族に入る
ただホームレスなので来ないこともあります。
ご注意ください。